今週はe-Tax週間。5日間に亘り、e-Taxの行うまでの準備と実際にe-Taxで確定申告を行った様子をご紹介します。
確定申告をスムースに行うために電子申請e-Taxが気になっている方も多いのではないでしょうか?
僕も電子申請には興味があって一通り環境を整備しました。
もともとは商標の電子申請のための環境整備でしたがそのままe-Taxも利用できるようになります。
しかしながら、この環境整備はかなりやっかい。土台となる電子証明書を使えるようにした後、e-Tax用の利用者識別番号の取得、e-Taxソフトが動く環境づくりと、やらなけらばならないことがいろいろあります。そしてその手順がばらばらに記載されているので最初は何をどうしていいのかわかりませんでした。
かなり敷居の高いe-Tax。これじゃぁなかなか広がるのは難しいと思っちゃいます。
今回からe-Tax準備に向けての手順を僕の経験からご紹介します。
まずは公的個人認証サービス(電子証明書)を使えるようにするところからです。
公的個人認証サービスのサイトに電子申請までの手順が載っています。
①個人番号カード、住民基本台帳カードを用意する。
個人番号カードは配布が始まったばかりなので今年の確定申告だと住民基本台帳カードがほとんではないでしょうか?僕も住基カードを使っています。住基カードは発行手数料がかかっていましたが個人番号カードは無料です。
個人番号カードは運転免許証を持たれている方には不要だと思いますが、電子申請を利用するのであれば作っておかないといけません。
②電子証明書の取得
カードがあっても電子証明書がなければ意味がありません。
個人番号カードを発行する際は、必ず電子証明書を付けるとしてください。
③ICカードリーダーの準備
amazonで販売しています。3000円弱です。
SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi(パソリ) USB対応 RC-S380
これを入れれば、公的個人認証サービスだけでなく、SuicaやFelica、nanacoなどの電子カードも使えるようになります。
このカードリーダーを動かすためのドライバーと基本ソフトをインストールします。
http://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/download/netinstaller.html
④利用者クライアントのインストール
JPKI利用者ソフトをPCにインストールします。
これでようやく、電子証明書が使えるようになりました。
正直、大変ですよね。