「価値の見える化」は大切です。
目に見えないものを取り扱っている商売、サービス業や僕らみたいなコンサルタントなど、値段も付けにくいですし、具体的な物理的物体を売っているわけではないので、相手の受け取り方次第です。
一般的にサービスは、
・その場限り(提供と消費が同じ、時間、場所で違う)
・再現し難い(提供者に依存、顧客ごとに違う)
・そのため、目に見えない
といった特徴があります。
やってみないとわからない、というものです。
でもこれでは利用者側はサービスを使うことに躊躇します。とくにある程度高額なものだと怖くて利用できません。その障壁を取り払うために、「価値の見える化」が必要になってきます。
飲食店のメニュー表もそうですし、利用イメージの写真やビデオ、既利用者の声、など直接的・間接的に新しい利用者に安心感を与え、使うべき価値があると伝えないといけません。
訪問先の飲食店では大将から料理や素材へのこだわりや工夫をよく伺います。話を聞くとなるほど!これは美味しそうだ、とかすごい!と思うのですが、お店のメニューにはそれらのことはなんも掲載されていない場合は多々あります。
「価値の見える化」は大切です。自分のためでもあるしお客様のためでもあります。
僕の愛読書サン・テグジュベリの「星の王子さま」の有名な一節、「かんじんなことは目に見えないんだよ」とあります。ほんとそうだと思います。
でも、目に見えるようにしてあげないといけないのも現実です。
僕自身も自分の活動をもっと見える化することで、もっとお手伝いできる幅を増やしていきたいと思っています。