FP試験を振り返って

fp試験合格率

9月14日に行われたファイナンシャル・プランナー技能検定試験。秋の行楽3連休の中日でしたが、FP協会主催のここ長野会場では2級、3級合わせて300名近い受験者でした。

5月に3級を受験しましたが会場は女性の受験者が多く華やいだ雰囲気でした。若い女性も多かったです。金融機関などから若手が受験にきていることもあるのでしょう。

今回の2級になると、年齢層もぐんと上がり男性の数が7割くらいを占めてる感じでした。
合格率も3級からはぐんとあがっており、4割を切る厳しい試験です。

3級は合格率も8割と高くなっており、入門編としての意味合いが強いため若い人の受験も多いのですが、2級になるとみなさんかなりやり込んでの受験なので年齢層も高くなっているのでしょうか。

試験は午前120分の学科試験と、午後90分の実技試験になっています。
合格率は学科試験が4割、実技試験が6割と午前の学科試験が難しいものです。

学科・実技とも6割が合格ラインなのですが、学科は初めて聞く設問が何問もでるため6割越えるのは簡単ではありません。過去問を問いていってもやっと6割の状態で受験したので緊張感あふれる受験でした。

午後の実技は過去問で7割採れていたので安心していたのが裏目に出て、時間が足りず焦ってしまうはめに。
計算が合わない問題にはまってしまいペースが乱れてしまいました。
本番では何が起こるかわからないので、舐めていてはいけませんね。

3級と2級とでは難易度にかなりの開きがあります。
学科はあと1問で落ちる可能性もあるため、気が抜けません。
とはいえ、基本的に出題範囲は3級と同じため、3級だけの勉強でもある程度の得点ができるため、3級でしっかり地固めして2級に臨めば合格することは可能です。

ここ半年FPの学習を続けてきましたが、身の回りのお金の知識を得るうえでとてもよい試験だと感じます。
僕を含め、税金のことや社会保障のことなどサラリーマン生活で漫然と過ごしてきた方にはおすすめです。
また独立を考えているサラリーマンにとっては自営業になった場合に慌てないためにも、FP3級はいいと思います。

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